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2010年 01月 20日
もちろん生きている今、この現在は、2010年である。 未来ではなく、もちろん過去であるはずはなく、2010年は現在である。 まだ2010年の最初であるから、今年幾度となく、2010年という数字を目にするだろう。そして慣れていくのかもしれない。そう、まだ慣れていないのだ。 2010年、それはとても近未来に思える。 仮に1970年に書かれた、近未来を題材にした小説の設定が2010年だったとしても、なんの違和感も覚えずに読むだろう。それがこの世界とはかけ離れたものであっても。 3000年、いつか来るのであろう、その瞬間を見たいと思う。けれど、2100年にすら僕はこの世にいないのだ。 昨日、平成元年生まれの子と話した。 平成と昭和を分つものとして、当たり前に天皇崩御がある。 昭和天皇崩御のニュースは、中学校のサッカー部の朝練習で聞いたと記憶している。平成元年生まれのその子は、その時、まだこの世に生まれていなかったのだ。 そういう話をした。 残るものと、残らないものと。 その思考から急降下、現実に帰れば、 ソファで気持ち良さそうに寝ている猫、おそらく15年ほどの寿命の君たちが今ここにいてくれて良かった。
by m-s-t-pink
| 2010-01-20 12:00
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