カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
SYALALA そらいろ日記。 さんぽみち watasi +photo 【匠のデジタル工房・玄人専科】 NASA'S LIFE soraとかkaraとか... delusion 立呑屋 半端者の行方について。 Casa de NOVA... e_co's blog 月亮代表我的心 *un deux trois* 最新のトラックバック
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2006年 02月 27日
僕は結構、家にひきこもりがちだ。自宅兼仕事場だからという理由もあるのだが。
それにしたってが、と言うくらい外に出ない生活を今年はしている。 だからたまには元気に外に出て太陽の光を浴び、風を受け、空気を吸う日はとても大事だ。10日に1度くらい、そんな日を設ける。こんな僕にもそういう時一緒に遊んでくれる女の子がいる。残念ながらと言うべきか、恋人ではない。でも「友達」と一括りにしてしまうのも違う気がする。 なんだろ。 多分その人間関係を表す言葉を僕は持ち合わせていないし、辞書にも載ってないと思われる。 「盟友」というのが一番しっくりくるような気もする。まあ、僕からの勝手な見方であって彼女にとっては迷惑な話かもしれないが。。 知らない街なんかに写真を撮りに出かけたりする。昨日はその予定の日だった。先週もほとんど家を出ず、昨日を迎えた。 朝、雨音で目覚める。 最悪。半分諦めて、昼間は家で制作作業に充ててやろうかと思った。で、夜飲みにでも行こうかと。その旨メールした。すると映画はどう? と返ってきた。 素敵な提案だ。 そんなこんなで、昼過ぎ待ち合わせた。映画までの時間、3時のおやつがてらお茶してる時に、こんなことを言われた。 僕が(雨だから)昼は家で音楽作業すると言った時、いやいや、たまにはなんとしても昼から外に連れ出さないといかんな、と。それで映画を思いついたと。 素晴らしい。 僕は最近、半ば意地になって家にいるような気もする。外に出かけるのは好きだし、その必要性も解る。でもあえて追い詰めるかのように、その先にこそ求める音があるんじゃないかと思いながら、引きこもる。 本当は、その先にあるものは、昨日のようなかけがえのない時間なんだろう。 僕はこれからも、その時を待ち侘びながら、音を紡いでいこうと思う。 そうやって、僕はバランスがとれるんだ。 映画は『ホテル・ルワンダ』を観た。 1994年と比較的最近起こったルワンダでの内紛での実話に基づいた話。 以下、ほとんど自分用メモとして記す。 この事実を知るという点では良かった。非常にリアルに描かれていたし。 ただ、メッセージ性の部分で説得力に欠けていた。自分から遠く離れた場所で起こる悲惨な出来事への無関心、例えば難民への支援なんかを考えずに生きてしまう僕らに対し、訴えかけるものもありながら、でも家族愛の描写が多過ぎて、もし、家族愛をテーマにしているのであれば、結局僕らだって、まず自分の家族、そして自分の周り、自分の国しか考えられませんよって話だし、本当は訴えたかったのってそうじゃないと思うし。 良くも悪くも平和ボケしてる僕としては、様々な場面で、自分が何を思い、どう行動するのか、そして自分の置かれた立場で最善のことが出来るか、考えようと思う。 ミニシアターとはいえ、全ての回が満席で立ち見もいるほどだったが、「観た」ことに満足し「すごかった、良かった」と「感動」して「考えた」だけの気になっている人間が少ないことを祈る。 と、歪んだ感じで結んでみる。
by m-s-t-pink
| 2006-02-27 22:57
|
ファン申請 |
||