カテゴリ
以前の記事
お気に入りブログ
SYALALA そらいろ日記。 さんぽみち watasi +photo 【匠のデジタル工房・玄人専科】 NASA'S LIFE soraとかkaraとか... delusion 立呑屋 半端者の行方について。 Casa de NOVA... e_co's blog 月亮代表我的心 *un deux trois* 最新のトラックバック
検索
タグ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007年 12月 15日
現在22歳でバンドでvocalやってる後輩がいる。
まだ彼らの音を聴いたことはない。カラオケでそいつがレッチリを歌ってるのを聴いたことはあるが。ライブに誘ってよと行っても、はにかみながらもう少し経ってからと言う。 この夏くらいからMTRを使って自主制作音源を作っているらしい。 そこのベースとも知り合いなのだが、二人からよくミキシングについての相談を受ける。 歌のリバーブについて、ドラムの音がショボいんすけど、コンデンサーマイク買った方がいいっすかね、ベースがモゴモゴいっちゃって、ギターのパン振りについて。 そんな彼から、数日前訪ねられた。 バンド解散したのって何歳の時ですか? 何年間か活動した僕がそのバンドでメジャーに行くつもりだったバンドを解散した時、僕は24歳だった。 その後も軽く人のバンドに入ったり、ユニットめいたことをやったりはしていたが、つまりステージに立つ人間として目指してもいたが、それは今振り返れば遊びに毛が生えたようなものだ。 もちろん曲を書く能力はその期間にもアップしてきたつもりだが。 25歳の一年間右往左往し、26歳で本気で勉強し直し、27歳から音を仕事にはするようになった。 今日、土曜日なので午前中からサッカーのチーム練習に行ってきた。これはここ1年ちょっと僕のプライベートで重要な時間だ。そして夕方に少し昼寝をし、今はいつもどおり音編集の仕事をしている。 あの日の今頃、僕たちはライブハウスにいた。まさにこの12月15日が解散ライブの日だった。僕は今でもその日を憶い出す。 約束だって覚えている。 けれど残念ながら、ステージ上から君たちに音を届けるのは難しくなったと言わざるを得ない。もしかしたら運命のちょっとした流れでバンドを組んで云々ということもあるのかも知れないが、僕は今その方向を見てはいない。僕はこのまま音楽を仕事として続けたいし、できることなら作曲家として素晴らしい仕事をしたい。 僕は今でも曲を書いている。それは仕事でも自分自身のものでも誰かに届けたいものでも。 ステージ上からは無理でも、いつか君に届けられると思っている。 一年一年がどんどん早くなる。過去に生きることもない。 それでも毎年この日付に思い出す気分は悪くない。 音楽が溢れるこの世界で、いつか僕が君と繋がりを持てるとしたら、それはやはり音楽を通してなのだろう。
by m-s-t-pink
| 2007-12-15 20:01
| 瞬
|
ファン申請 |
||