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2005年 06月 14日
昨日のこと。道ばたで立ち話をする男性2人を見かけた。おじいちゃんと、もう1人は30代後半くらい。
30代後半の彼がこう言っていた。 「こういう時代の流れだからさ、仕方ないよ。諦めなきゃ。」 そう、彼は時代の流れと言っていた。ということはその流れの存在を認めているわけだ。それなら少なくともその流れに乗った方がいい。嫌なら逆らって進んでもいい。諦めて流される手はない。 残念ながらと言うべきか、時代の流れというのは<流れるプール>のようなものではない。<海に起こる波>のようなものだ。穏やかな時もあるが荒れ狂う時もある。諦めて流されているだけでは、確実に溺れる。 だから、巧く乗る必要がある。時に行きたい方向に行くために後押ししてもらい、時に上手にやり過ごし。もちろんベテランのサーファーだって失敗する。それが恐ければ陸にいるという手もある。 挑戦だけが偉いわけではない。流れにだけ沿ってあっち行ったりそっち行ったりもいいとは思わない。ただ、そこに流れがあるのなら、諦めて流されてはいけない。 溺れないために。生き残るために。 流れのことなど考えず平和に生きればいいじゃないかと思うかもしれない。 しかし、今はこういう時代の流れなんだ。
by m-s-t-pink
| 2005-06-14 14:42
| 想
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