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2006年 05月 16日
サプライズはあった。
最後に「MAKI」という音が耳に聞こえた時、会場の記者たちからどよめきが起こったように、僕も驚いた。その23人目が発表された瞬間、僕の中では完璧にいろいろなことが落ち着いたし、昨日の記事でも言ったようなジーコ不信は完全になくなってしまった。不思議なものだ。 もちろん、誰しもに自分の選びたい選手と監督が選ぶ選手との相違というのは必ずあるもので、けれど、それによって「あの監督はだめだ」ということにはならないと思う。その監督たる確固とした意志が感じられない時、不信は起こる。 例えば思い返す4年前、俊輔が外された時、その1点に関しては、「は!?どういうことだよ!」という憤りはあったが、トルシエ不信というのはなかった。今でも選んでおけば、という思いはあるが。 ジーコ不信は今、本当に無い。久保を外し巻という選択は英断だったと思うし、W杯への、勝利への、チーム作りへの、ジーコたる意志を感じることが出来た。 久保はものすごい選手である。言うまでもないことだが。彼のゴールハンターとしての素質、才能は今までの日本になかった。残念ながら体は満身創痍だった。でも彼の復活を待ちわびていたし、ジーコも期待をしずっと待っていたのだろう。 今回の落選ということだけに関して言えば、彼の性格が災いしたのだと思う。もちろん久保自身は無理を押してでもという気持ちはあったはずだ。ただチームへの貢献、執念というものが周りに見えにくかった。やる気を言葉で伝えないというか、言葉数も少なく、しょうがなくね?といった雰囲気。 それでも、今年の代表復活ゴールの時の彼の笑顔や、この前のキリンカップの時、シュートが相手DFに当たった際の「ハンドだろ?」という主審へのアピールなどを見れば嬉しかったし、大丈夫だ、と思った。 サッカー選手はプレーでアピールする。他のどんな仕事だってそうだろう。内容でアピールすればよい。口先だけやる気を見せたってしょうがない。でもプラスアルファの部分で、態度や言葉でのアピールは必要だ。誰もが自分を必要とし待っていてくれるわけではないんだ。 多分、そうね、「やれます」とか「出来る」って言葉は必要なくても、「やりたいんだ」「やらせてくれ」って気持ちは見えた方がいい。久保のことは離れて一般的なこととして。そんなもん必要なく実力、才能だけで生きていけたら、とか、人付き合いから離れて好き勝手生きていきたい人は、それはそれでいいと思うが、少なくともこの社会と付き合っていく以上はね。 []の部分追記です。 [いや、違うな、久保に関しては、本当にコンディションの問題だけだな。性格が災いとかとんでもないことを書いてしまった気がする。久保選手ごめんなさい。ただの応援するだけの立場の自分がこれだけいろいろ悩んだり考えたりしてしまうのだから、選手個人個人や監督には計り知れないものがあるのだろう。すごいな。素晴らしい世界だ。僕にはわかっていないことが多過ぎる。いつか辿り着けるのかな?] 久保の落選は惜しい。彼が今29歳というのがもっとも惜しまれる。W杯だけが全てではないかもしれないが、そして4年後どうなっているのか、また久保自身の気持ちもあるだろうが、彼は世界に通用するストライカーだと思う。日本人フォワードとしては一番だろう。今後もずっと彼を見ていこうと思う。 発表前は毎晩毎晩、夢にみてうなされていた「誰になるの?」というのも昨夜はなく落ち着いてぐっすり眠れた。 開幕近くなると、また夢にいろいろ見るんだろうな。得点して吠えてる巻の顔とか。 さあ、ワールドカップ、楽しみだ。
by m-s-t-pink
| 2006-05-16 12:53
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