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1 2005年 06月 03日
![]() 昨夜はずっと雨だった。朝、もう雨は上がっていたが、まだ日が照っているほどではない。 空を見上げると、雲はそんなに厚くないらしく「あそこに太陽があるんだろうな」くらいには分かるほどで、白く明るかった。 ふと足下の水たまりを見ると、太陽が丸く映っている。 また空を見れば、やはり光が雲に反射してしまって輪郭は見えない。 水たまりというフィルターを通して見えてきた太陽。世界は様々な見え方をするものだ。 ちなみに ↓ ↓ ↓ 月明かりのように ▲
by m-s-t-pink
| 2005-06-03 12:09
| 視
2005年 06月 03日
![]() 第39回文芸賞受賞。 なんだろう、この浮遊感は。現実なんだけど、現実味がない。無意味なようで無意味ではない。都会のおとぎ話。爽やかな読後感。 例えば、こんな会話が出てくる。 「つまり風車の理論で灰皿を選べってことね?」 「いや、その理論は多分関係ないわ」 物語りの主人公ー半沢良19歳ーは本当は半沢良ではない、創造したリレキショの通りに自分を生きていく。そういった意味で架空の自分である。その周辺を取り囲む人々は、現実なのだが少しずつどこか変わっている。いや、そんなには変わっていない。普通にいるかもしれない。そして、ウルシバラという女の子が現れる。その登場こそが、彼の生活に、この物語りに、光を与え<都会のおとぎ話>へと仕立てあげていく。 ストーリー主体の小説に慣れている人には物足りないかもしれないが、活字を、言葉を楽しむという点において、まさに小説ならではのおもしろさがある。 初期の村上春樹作品、また江國香織さん好きであれば、かなりお勧め。 ▲
by m-s-t-pink
| 2005-06-03 10:49
| 読書
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